2025年1月10日
みなさま、新年あけましておめでとうございます。いつも温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
本年も、会員みなさまの安定した事業運営に向けて、精一杯尽力させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、2025年の課題は、いよいよ持って「人材不足」です。「人材不足が囁かれている」程度の話ではなく、現場に人がいなくなる程の事態も予測されます。他の業種では、外国人労働者の雇用や土日休みによって、急場を凌いでいますが、保育園はそうはいきません。行政監査では「この時間帯、保育士が足りていませんね、、、」 保育士がやむに止まれぬ事情で遅刻した10分15分だけを指摘する一方、抜本的な保育士確保策等、大局に目を向けなかった姿勢が「手遅れ」の状況を生み出したかと思われます。大変残念ではありますが、人材不足解消の方法は、保育所の土日休園や一定の条件下での外国人保育士の雇用を許可していただくしかないかとも考えています。問題を直視し、正確に分析して実現可能な対策を考えていきましょう。子育てにおける保育園、こども園の重要性はこれまで以上に注目されておりますが、その健全な運営に今年も尽力してまいります。
一般社団法人 横浜市私立保育園こども園園長会
会長 大庭 良治